議会用語集 会議録を読むときに引っかかる25語

記者:富谷トム・・最終更新 2026年8月14日・読了目安 3分
会議資料と筆記具を表す編集イメージ
編集イメージ(AI生成。実在の人物・施設・出来事を示すものではありません)/制作:OpenAI画像生成/とみや新聞編集部
この記事の目次

会議録や議会だよりを読もうとすると、日常では使わない言葉が続けて出てきます。ここでは、富谷市議会の資料を読むときに引っかかりやすい用語を、意味の近いものごとにまとめました。制度の定義は地方自治法に、富谷市での運用は市の市議会の運営および市議会のしくみによります。

会議の種類

  • 定例会 定期的に開かれる議会。富谷市では2月、6月、9月、12月の年4回。
  • 臨時会 定例会のほかに、議決が必要な事情が生じたときに臨時に開かれる議会。
  • 会期 議会の開会から閉会までの期間。この期間中でなければ議決できない。
  • 本会議 全議員が議場に集まって開く会議。最終的な議決はここで行われる。
  • 委員会 分野ごとに分かれて議案を実質的に審査する場。富谷市議会には常任委員会、議会運営委員会、特別委員会がある。
  • 常任委員会 常設の委員会。富谷市では総務、教育民生、産業建設の3つ。
  • 議会運営委員会 議会の円滑な運営を図るための調査を行う委員会。
  • 特別委員会 特定の目的のために設けられる委員会。予算・決算審査特別委員会は定例会時に編成される。

発言に関する用語

  • 提案理由の説明 市長が議案の内容と必要性を説明すること。審議はここから始まる。
  • 質疑 提案された議案の内容について問うこと。自分の意見を述べる場ではない。
  • 一般質問 議案に関係なく、市政全般について市長など市当局の考えや方針を問いただすこと。
  • 討論 議案に賛成か反対かの立場を明らかにして意見を述べること。質疑との違いは、立場を示す点にある。
  • 答弁 質疑や一般質問に対して、市長や担当部長が答えること。
  • 通告 一般質問などを行う前に、質問する項目をあらかじめ議長に届け出ること。

審査の流れに関する用語

  • 付託 議案を委員会に預けて審査させること。慎重・専門的・能率的な審査が必要な場合に行われる。
  • 委員長報告 委員会での審査結果と委員会の態度を、委員長が本会議に報告すること。
  • 採決 賛否を確認して議会の意思を決めること。
  • 可決・否決 採決の結果、議案が認められることを可決、認められないことを否決という。
  • 修正可決 原案の一部を修正したうえで可決すること。
  • 継続審査 その会期中に結論を出さず、次の会期以降に引き続き審査すること。
  • 採択・不採択 請願について、議会が受け入れるかどうかを決めること。

市民が関わる手続き

  • 請願 議員の紹介を付けて議会に意見を出す手続き。委員会に付託され、採択・不採択が決まる。
  • 陳情 議員の紹介なしに議会に意見を出す手続き。委員会に送付するかは議長が判断する。
  • 傍聴 会議を見に行くこと。本会議も委員会もだれでも傍聴できる。

お金と例外的な手続き

  • 当初予算 年度の初めに定める1年分の予算。富谷市では2月の定例会で審議される。
  • 補正予算 年度の途中で、当初予算に追加・変更を加えるもの。
  • 決算認定 実際に使われたお金の内容を議会が確認し、認めるかどうかを議決すること(地方自治法第233条)。
  • 政務活動費 議員の調査研究などのために交付される費用。富谷市では収支報告と実績報告が公開されている。
  • 専決処分 議会を招集する時間がないときなどに、市長が議会に代わって処分すること。あとで議会に報告し、承認を求める(地方自治法第179条・第180条)。

用語が出てくる場所

これらの言葉は、議会議事録、議決結果、議会だよりで繰り返し使われます。意味が分かると、「誰が何に賛成し、なぜそうしたのか」を自分で追えるようになります。

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