富谷市長選 2027

いつ、誰が、何が問われるのか。任期満了は2027年2月10日。日程・前回の結果・6つの争点を、市と県の資料から数えた数字で1ページにまとめました。

立候補の表明はまだありません
  • 前回(2023年)の投票率42.2%

    過去最低。有権者41,830人のうち投票17,652人

  • 市になって10年で、投票で市長を選んだ回数1回

    2019年は立候補1人で無投票。2016年の市制施行時は選挙なし

  • 現職の在任3期目

    若生裕俊氏。2015年に町長として初当選、2016年から市長

  • 2027年に富谷で投票する回数3回

    市長選、市議選(前回無投票)、県議選

3つだけ押さえる

  1. 1投票日は1月24日の見込み。市は未公表

    選挙ドットコムには投票日1月24日・告示日1月17日と載っています。富谷市の選挙ページと広報には、まだ1行もありません。

    日程へ ↓
  2. 2候補者はまだ誰も名乗り出ていない

    現職は3期目の若生裕俊市長。前回2019年は立候補1人で選挙が行われませんでした。挑む人がいなければ、今回も投票はありません。

    候補者へ ↓
  3. 3問われるのは「減る場合」を説明できるか

    人口計画、子どもの減少、後期高齢者の増加、財政の余裕、交通、議会。6つとも、数字で答えられる問いにしてあります。

    争点へ ↓

いつ

任期満了は2月10日。投票日は1月24日と掲載、市は未公表

項目日付出どころ
任期満了2027年2月10日(水)宮城県選挙管理委員会「任期満了一覧」
投票日2027年1月24日(日)選挙ドットコム掲載。市は未公表
告示日2027年1月17日(日)同上。告示から投票まで7日間
期日前投票・投票所—日程の告示後に市が案内

過去3回の市長選・町長選は、いずれも任期満了の2週間以内の日曜に投票されています。1月24日はその並びに合う日です。市が日程を公表した時点で、この表を更新します。

誰が

現職は3期目。出馬も不出馬も、まだ表明はない

現職若生 裕俊(わこう ひろとし)

1964年2月26日生まれ、富谷市今泉出身・在住。2015年2月の町長選で現職を破り初当選。2016年10月の市制施行で初代市長になり、2019年は無投票、2023年に3選。任期満了時点で63歳です。

経歴と在職の記録 →

新人表明した人はいません

2026年9月20日時点。2023年に挑んだ荒谷敏氏は、同じ年の8月に市議になっています(無投票)。2019年は立候補が現職1人だけで、投票そのものがありませんでした。

立候補に必要なもの →

何が問われるか

6つの争点。どれも数字で答えられる問いにした

賛成か反対かではなく、「減る場合」「増えない場合」を説明できるかで見ます。公約が出たら、この6つに答えがあるかを突き合わせます。

  1. 1

    人口6万人の計画が外れたら

    11,654人2050年の人口、市の計画と国の推計の差

    市の計画は2050年に58,521人、社人研の推計は46,867人。市の前提は出生率2.07ですが、実績は1.32です。減る場合の税収と施設更新費を示せるかが問われます。

    人口の中身を見る →
  2. 2

    子どもだけが減っている

    −866人4年間の15歳未満の増減(総人口は−9人)

    総人口は横ばいなのに、子どもは1割減りました。第2子以降の保育料は8月から無料になりましたが、待機児童は県内26人が全員富谷市です。

    子どもの数を見る →
  3. 3

    高齢化の中身が変わった

    6,024人75歳以上。初めて65〜74歳を上回った

    介護給付費は8年で21.8億円から28.1億円へ。増えた分の半分は施設です。あけの平の高齢化率は4割を超え、成田第一は2.5%と地区差が大きい。

    高齢化と介護を見る →
  4. 4

    借金は軽いのに余裕がない

    +7.4pt経常収支比率の1年の上昇(令和4→5年度)

    借金の指標は6年連続でマイナス。それでも財政力指数は0.83から0.75へ下がり、扶助費と物件費で余裕が失われました。建てる順番と直す順番を同じ表で示せるか。

    財政を見る →
  5. 5

    移動できない人をどう減らすか

    13,918人毎朝、仙台方面へ通勤・通学する人

    泉中央へのロープウェイは「敷設可能」の調査結果が出ました。一方で高齢者のとみぱすは年6日、市役所1か所でしか申請できません。構想より先に、いまの制度を直せるか。

    公共交通を見る →
  6. 6

    決めたことを、直せる仕組みがあるか

    5票163議案への反対票(2,715件の賛否記録)

    市議18人は2023年に無投票で決まり、議案の99%は反対ゼロで通っています。計画と実績の差や反対意見が、政策に反映された履歴を残せるか。

    議会データを見る →

争点の詳しい数字と出どころは富谷市長選、6つの争点に、現市政の検証は市政データレポートにまとめています。

前回まで

投票率は51.65%から42.20%へ。人口は増え、投票する人の割合は減った

市長選・町長選の投票率(2007〜2023年)

51.65% 2007 51.32% 2011 48.77% 2015 無投票 2019 42.20% 2023
2007〜2015年は富谷町長選挙、2019年からは富谷市長選挙。出所:選挙ドットコム掲載の各選挙結果。
投票日候補者投票率備考
2023年1月29日2人42.20%市長選。若生12,900票、荒谷4,618票
2019年1月27日1人—市長選。立候補1人で無投票
2015年2月8日2人48.77%町長選。若生裕俊氏が現職を破り初当選
2011年2月6日2人51.32%町長選
2007年2月11日3人51.65%町長選

2023年は若生氏が得票率73.6%で3選しました。有権者の6割は投票所へ行っていません。同じ年の8月の市議選は立候補18人が定数18ちょうどで無投票となり、いまの市議18人は誰も投票で選ばれていません。

立候補するには

供託金100万円は1,752票で戻る。車もビラもポスターも公費

供託金100万円

有効投票の10分の1(2023年なら1,752票)に届けば全額返還。前回落選した候補も返還を受けています。

公費で負担選挙カー・ビラ・ポスター

自動車は1日6万4,500円、ビラは1枚8円38銭、ポスターは掲示場の数に応じて、条例の上限まで市が負担します。

当選したら1期4年で約7,124万円

給料月83万6,000円、期末手当年336万円、退職手当は1期ごとに1,765万円。市に対して請負をする人は市長になれず、事実上の専業です。

富谷市長の1期4年は約7124万円 供託金は100万円 →

2027年の3選挙

市長選のあと、市議選と県議選が続く

選挙任期満了投票日前回
富谷市長2027年2月10日1月24日と掲載(市は未公表)2023年1月29日、投票率42.20%
富谷市議会議員(定数18)2027年9月10日未定。8月下旬〜9月上旬の見込み2023年8月27日、無投票
宮城県議会議員(富谷・黒川選挙区)2027年11月12日未定2023年10月22日

市議選が投票になるかは、立候補者が定数18を超えるかで決まります。富谷は2027年に3回投票する →

よくある質問

短く答えると

富谷市長選挙はいつですか

若生裕俊市長の任期満了は2027年2月10日です。選挙情報サイトの選挙ドットコムには投票日2027年1月24日(日)・告示日1月17日(日)と載っていますが、富谷市はまだ日程を公表していません。期日は富谷市選挙管理委員会が決めて告示します。

立候補を表明した人はいますか

2026年9月20日時点で、現職・新人ともに出馬や不出馬の表明は見つかっていません。現職の若生裕俊市長は2015年に町長として初当選し、2019年は無投票、2023年に3選しています。

前回の富谷市長選の投票率は

2023年1月29日の投票率は42.20%で、過去最低でした。有権者41,830人のうち投票したのは17,652人です。若生裕俊氏が12,900票、荒谷敏氏が4,618票でした。

富谷市長選に立候補するには何が必要ですか

供託金は100万円で、有効投票総数の10分の1以上を得れば返還されます。2023年の票数なら1,752票です。選挙運動用の自動車、ビラ、ポスターは条例の上限まで公費で負担されます。

2027年は富谷でほかに選挙がありますか

市議会議員選挙(任期満了9月10日、前回は無投票)と宮城県議会議員選挙(任期満了11月12日、富谷・黒川選挙区)があり、1年に3回の投票になります。

記事

市長選に関係する記事

富谷市長選、6つの争点 人口・子ども・高齢化・財政・交通・議会

任期満了は2027年2月10日。何が問われる選挙なのかを、この1年で一次資料から数え直してきた数字で6つに整理しました。2050年の人口は市の計画値と社人研推計で11,654人の差。総人口は4年で−9人なのに15歳未満は−866人。75歳以上が前期高齢者を初めて上回り、財政力指数は0.75へ低下。163議案の反対票は5票でした。

テーマ:人口

富谷市長選、2027年1月24日投票と掲載 市は未公表

富谷市長の任期満了は2027年2月10日です。選挙ドットコムの富谷市長選挙のページに、投票日2027年1月24日・告示日1月17日が載りました。8月に過去の間隔から挙げた候補日の、いちばん早い日にあたります。ただし市の選挙ページ、Information、広報とみや9月号のいずれにも記載はなく、市は日程を公表していません。

富谷は2027年に3回投票する 市長選・市議選・県議選

宮城県選挙管理委員会が任期満了一覧を公表しました。富谷市は2027年に市長選(2月10日満了)、市議選(9月10日満了)、県議選(11月12日満了)が重なります。投票日は未定。富谷が市になって10年で、市長選として実際に投票が行われたのは2023年の1回だけです。

富谷市議になるには692票 新人6人中5人が当選

2023年の富谷市議選は無投票でした。定数18に18人。前回選挙が行われた2019年の当選ラインは692票、次点との差は5票、当選確率は85.7%です。供託金、公費負担、報酬月額36万6千円、年27日の会議日数を条例と会議録から整理しました。

富谷市議会の163議案、反対票は5票だけ

富谷市議会が2025年2月から2026年7月までに採決した163議案、のべ2715件の議員別記録を集計した。反対票は5件だけで、すべて一般会計と国民健康保険の予算・決算に対するものだった。

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9月定例会の一般質問は12人18件。通告書31ページを読むと、子どもと高齢者で半分を超えます。民間運動施設N-1ドームの来年度閉鎖、仙台市に続く子どもホスピス、小学校の開門時間、とみやどへの補助金2,430万円の「その後」など、議員が市に何を問うたかを整理しました。

テーマ:子育て・高齢者の暮らし

市長と市議18人の質問・賛否の記録は市長・市議会議員に、議案ごとの賛否は議会データにあります。

写真:cora_cola 茶々丸 / Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)
夕方の富谷の住宅地(市制施行前の撮影)。市長選で問われるのは、この街の減る場合をどう説明するかです。
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