市長選の日程・前回の結果・争点は特設ページ「富谷市長選2027」にまとめています。
宮城県選挙管理委員会が「市町村長・議会議員等任期満了一覧」を公表しました。令和8年7月30日現在のもので、これを読むと富谷市は2027年(令和9年)に、市長選挙・市議会議員選挙・県議会議員選挙の3つが重なる年になります。投票日はまだどれも決まっていません。
3つの任期満了日
| 選挙 | 任期満了日 | 前回の投票日 |
|---|---|---|
| 富谷市長 | 2027年2月10日(水) | 2023年1月29日 |
| 富谷市議会議員 | 2027年9月10日(金) | 2023年8月27日(無投票) |
| 宮城県議会議員 | 2027年11月12日(金) | 2023年10月22日 |
県議会議員選挙で富谷市が属するのは「富谷・黒川」選挙区で、大和町・大郷町・大衡村と一緒の区割りです。
参考に、同じ一覧の県関係の日付も並べます。
| 選挙 | 任期満了日 |
|---|---|
| 衆議院議員 | 令和12年2月7日 |
| 参議院議員 | 令和10年7月25日/令和13年7月28日 |
| 宮城県知事 | 令和11年11月20日 |
| 宮城県議会議員 | 令和9年11月12日 |
投票日はまだ決まっていない
9月12日追記:選挙ドットコムに投票日2027年1月24日・告示日1月17日が載りました。市は日程を公表していません。→ 富谷市長選、2027年1月24日投票と掲載
公表されたのは任期満了日で、投票日ではありません。市長選と市議選の日程は富谷市選挙管理委員会が、県議選は県選挙管理委員会が後で決めます。選挙ドットコムの富谷市長の選挙一覧も、次回は投票日・告示日ともに「未定」と表示しています。
過去の富谷では、任期満了のどれくらい前に投票が行われてきたか。
| 選挙 | 投票日 | 任期満了日 | 間隔 |
|---|---|---|---|
| 2015年 町長選 | 2月8日(日) | 2月10日 | 2日前 |
| 2019年 市長選 | 1月27日(日) | 2月10日 | 14日前 |
| 2023年 市長選 | 1月29日(日) | 2月10日 | 12日前 |
| 2023年 市議選 | 8月27日(日) | 9月10日 | 14日前 |
市長選はいずれも任期満了の2週間以内の日曜でした。同じやり方なら、2027年の候補になる日曜は1月24日・1月31日・2月7日です。市議選なら8月22日・8月29日・9月5日です。これは過去の間隔から並べた推計で、決定ではありません。正式な日程は選挙管理委員会の告示を待つ必要があります。
富谷市になって10年、市長を投票で選んだのは1回だけ
2027年の市長選を考えるうえで、押さえておいたほうがよい事実があります。富谷が市になってからの10年で、市民が投票で市長を選んだ機会は1回しかありません。
| 年 | できごと | 投票 |
|---|---|---|
| 2015年2月8日 | 富谷町長選挙。若生裕俊氏が現職の若生英俊氏を破って初当選 | 行われた(投票率48.77%) |
| 2016年10月10日 | 市制施行。若生氏が初代富谷市長に就任 | 市長選挙は行われていない |
| 2019年1月27日 | 富谷市長選挙。若生氏が2期目 | 無投票 |
| 2023年1月29日 | 富谷市長選挙。若生氏が3期目 | 行われた(投票率42.20%) |
市制施行のときは選挙を行わず町長がそのまま初代市長になり、2019年は立候補が1人だけで無投票。結果として、富谷市長選挙として実際に投票が行われたのは2023年の1回です。
2023年の市長選はこういう結果だった
| 候補者 | 肩書き | 得票 |
|---|---|---|
| 若生 裕俊(58) | 無所属・現職(自民・立憲・維新・公明の推薦) | 12,900票 |
| 荒谷 敏(61) | 無所属・新人 | 4,618票 |
当日有権者数は41,830人、投票率は42.20%でした。若生氏の得票率は73.6%です。
このとき新人として立候補した荒谷敏氏は、同じ2023年の8月27日の市議会議員選挙(無投票)で市議になり、現在1期目です。議席5で、教育民生常任委員会の委員を務めています。1月に市長選で落選し、8月に投票なしで市議になった、というのが記録に残る経過です。
投票率は下がり続けている
| 投票日 | 選挙 | 候補者数 | 投票率 |
|---|---|---|---|
| 2007年2月11日 | 町長選 | 3人 | 51.65% |
| 2011年2月6日 | 町長選 | 2人 | 51.32% |
| 2015年2月8日 | 町長選 | 2人 | 48.77% |
| 2019年1月27日 | 市長選 | 1人 | 無投票 |
| 2023年1月29日 | 市長選 | 2人 | 42.20% |
投票が行われた4回で見ると、51.65% → 51.32% → 48.77% → 42.20%と下がり続けています。2007年から2023年で9.45ポイント下がりました。この間、富谷の人口は増え続けています。有権者は増えて、投票する人の割合は減っているという形です。
市議会のほうは、18人全員が投票を経ていない
2023年8月27日の市議選は、定数18に対して立候補が18人だったため無投票でした。いまの市議会にいる議員は、ひとりも投票で選ばれていません。詳しくは富谷市議18人は誰も投票で選ばれていないにまとめています。
2027年の市議選が投票になるかどうかは、立候補者が定数18を超えるかどうかで決まります。定数そのものは富谷市議会議員定数条例で定められており、変えるには条例の改正が必要です。
出馬の動きは、まだ表に出ていない
若生裕俊市長は現在3期目です。2027年の市長選に向けた出馬表明や不出馬表明は、まだ見つかりません。現職・新人のいずれについても同様です。
若生市長は1964年2月26日生まれで、富谷市今泉出身・在住です。任期満了の2027年2月10日時点で63歳になります。宮城県市長会の会長も務めています。プロフィールと在職の記録は人物ページにまとめています。
2027年に問われそうなこと
いまの市政が抱えている大きな判断を挙げます。どれも2027年の時点では「進んでいる途中」になる見込みのものです。
| テーマ | 2027年時点の見込み |
|---|---|
| 140床の総合病院 | 2031年度開設に向けた途中。市は用地を30年間無償で貸す |
| 都市型自走式ロープウェイ | 導入調査の段階。市議会でも4人が繰り返し質問している |
| 市立幼稚園の民営化 | 令和9年3月に閉園、令和10年4月に認定こども園開園の見込み |
| 学区再編 | いったん見送られた。再度の検討があるかどうか |
| 人口計画 | 第2次総合計画の前提となる出生率2.07に対し、実績は1.32 |