富谷市では、市長も市議会議員も、市民が別々の選挙で直接選びます。市長が予算や条例の案をつくって市を動かし、議会がそれを審議して決める。どちらも市民の代表であるこのしくみを二元代表制といい、地方自治法が定めています。
この記事では、富谷市議会が実際にどう構成されているかを、市の公式ページで確認できる事実だけで整理します。
議員の数は条例で18人と決まっている
富谷市の議員定数は、定数を定める条例によって18人とされています(富谷市議会のしくみ)。定数は市が条例で決めるもので、変えるには議会の議決が必要です。
定数と、実際に在職している人数(現員数)は別のものです。辞職や死亡があれば現員数は定数を下回ります。いま何人が在職しているかは、市の議員名簿で確認できます。
議員の任期は4年です(地方自治法第93条)。
議長は議会の代表者
議長は議員の中から選ばれ、議会の代表者として、議事を整理し、議会の事務を処理する権限を持ちます。副議長は普段は一般の議員として活動し、議長に事故があるときや議長が欠けたときに職務を代行します(同)。
令和7年9月19日付で、議長に畑山和晴議員、副議長に村上治議員が選任されています。役職は任期の途中でも変わることがあるため、最新の状況は市の公式ページでご確認ください。
審議の中心は本会議ではなく委員会
議案の実質的な審査は、本会議ではなく委員会で行われます。富谷市議会の委員会は、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の3種類です(同)。
常任委員会(3つ)
分野ごとに常設されている委員会です。人数と所管は次のとおりです(各種委員会名簿 令和7年9月19日~)。
- 総務常任委員会(5人) 市の財政、市税、防災、国際交流、環境衛生などに関することを調査・審査します。
- 教育民生常任委員会(6人) 教育、健康保険、介護保険に関することを調査・審査します。
- 産業建設常任委員会(6人) 経済振興、道路、河川、都市整備、上下水道に関することを調査・審査します。
自分が関心のあるテーマがどの委員会の担当かが分かると、傍聴すべき会議や、読むべき委員会報告を絞り込めます。子育て支援や学校の話なら教育民生、道路や下水道なら産業建設、市税や防災なら総務です。
議会運営委員会(6人)
議会を円滑に運営するための調査を行う委員会です。会期の設定や議事日程など、議会の進め方そのものを扱います。
特別委員会
特定の目的のために設けられる委員会です。名簿では次の3つが確認できます。
- 議会広報調査特別委員会(6人) 議会活動を伝える広報誌(議会だより)の作成・編集を担当します。
- 議会活性化調査特別委員会 議会活動の活性化、広報、広聴などに関する調査を行います。
- 予算・決算審査特別委員会 定例会の時期に編成され、予算案と決算を集中的に審査します。
会派は4つ
会派は、考え方の近い議員がつくるグループです。富谷市議会では、日本共産党、公明党、新星とみや、開誠会の4会派が構成されています(同)。
会派は政党とイコールではありません。無所属の議員が会派に加わることも、どの会派にも属さないこともあります。どの議員がどの会派かは議員名簿に掲載されています。
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議案が実際にどのような順番で決まっていくのかは、議案が決まるまでの流れで整理しています。