リチウムイオン電池が集積所に出せる 富谷市のごみ分別9月変更

記者:富谷トム・・最終更新 2026年9月20日・読了目安 4分
明石台北の住宅街の道。両側に住宅が並び、電柱が続く
明石台北の住宅街。ごみの集積所は、こうした住宅地に置かれています。写っている場所が集積所というわけではありません。/写真:cora_cola 茶々丸 / Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)
この記事の目次

2026年9月から、富谷市のごみの出し方が変わりました。リチウムイオン電池などの小型充電式電池を、地域の集積所に出せるようになったことです。保存版『ごみ分別と収集日程表』の最新版(令和8年9月発行)が広報とみや9月号と一緒に全戸配布されており、この日程表の4ページに新しいルールが載っています。

電池は「雑鉄・電池類」の黒色コンテナへ

日程表4ページの「資源1種」を見ると、電池類は雑鉄と同じ黒色コンテナです。出せる電池は2つに分かれます。

区分 出せるもの
使い切りの電池(一次電池) 乾電池(マンガン・アルカリ)、ボタン・コイン電池など
小型充電式電池(二次電池) リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニカド電池に限る

ここが今回の変更点です。これまで集積所に出せなかった小型充電式電池が、3種類に限って出せるようになりました。目印は電池に付いているリサイクルマーク(Li-ion、Ni-MH、Ni-Cd)です。

出し方は3つの手順

手順 内容
1 電池の端子部分にテープを貼って絶縁する
2 散乱防止のため、電池類はまとめて透明な袋に入れる(袋の指定はありません)
3 その袋を黒色コンテナに入れる

端子にテープ、というのはひと手間ですが、ここを飛ばすと収集車や処理施設の中で発火します。市は令和7年6月に回収ボックスを設置した際も、全国で発火事故が起きていることを理由に挙げていました。

出せないもの、別のところへ出すもの

もの どうするか
鉛蓄電池(自動車・オートバイ等に使用するもの) 集積所には出せません。販売店やメーカーへ問い合わせます
電池が本体から取り外せない機器(電動歯ブラシ、加熱式たばこ等で30cm未満) 資源3種の「複合素材ごみ」に出します
小型充電式電池が内蔵された小型家電(パソコン等) 電池を外してから出します

「内蔵されていて外せないもの」の扱いは、出す場所によって答えが違います。集積所に出すなら資源3種の複合素材ごみですが、市役所や市民センターの回収ボックスに出すなら、モバイルバッテリー・加熱式たばこ・電動歯ブラシなどはそのまま入れられます。

回収ボックスは令和7年6月から7か所ある

集積所で出せるようになったからといって、回収ボックスがなくなるわけではありません。令和7年6月から次の7か所に置かれています。

設置場所 住所 利用時間
富谷市役所 総合案内板前 富谷坂松田30番地 8:30〜17:15(月〜金)/8:30〜17:00(土・日)
富谷中央市民センター 富谷西沢13番地 8:30〜17:15(月〜金)
東向陽台市民センター 明石台一丁目1番地 8:30〜17:15(月〜金)
富ケ丘市民センター 富ケ丘三丁目1番28号 8:30〜17:15(月〜金)
あけの平市民センター あけの平二丁目22番地14 8:30〜17:15(月〜金)
日吉台市民センター 日吉台二丁目22番地15 8:30〜17:15(月〜金)
成田市民センター 成田一丁目1番地1 8:30〜17:15(月〜金)

市役所は毎月第一・第三月曜日は19時まで開いています(月曜が休日の場合は翌開庁日)。ただし年末年始と、清掃のため原則奇数月の第3日曜日は閉庁です。市民センターは土日祝と年末年始は原則閉館です。

回収ボックスには乾電池を入れられません。乾電池は集積所の黒色コンテナへ出します。ここが集積所とボックスのいちばん大きな違いです。家電量販店などの回収協力店へ持ち込むこともできます。

集積所とボックス、どちらに出すか

もの 集積所(黒色コンテナ) 回収ボックス(7か所)
乾電池(マンガン・アルカリ) 出せる 出せない
ボタン・コイン電池 出せる 出せる
リチウムイオン・ニッケル水素・ニカド電池 出せる(9月から) 出せる
外せない内蔵電池の機器(電動歯ブラシ等) 資源3種の複合素材ごみへ そのまま出せる
鉛蓄電池(自動車用) 出せない 出せない

迷ったらアプリで引ける

市は分別を調べるためのアプリ「さんあ〜る」を案内しています。広報によると、ごみ出し忘れ防止の通知設定や、ごみ収集カレンダーの機能があります。9月1日から利用開始で、日程表の16ページにも案内があります。

富谷市の資源物の区分そのものは、富谷市のごみ分別で整理しています。

市議会でも取り上げられる

9月7日に開会する市議会9月定例会で、菊池美穂議員が「高齢者のごみ出し支援について」と「ごみ屋敷対策・放置車両対策について」を通告しています。質問は9月15日です。分別が細かくなるほど、ごみ出しそのものが負担になる人が出てきます。議会の側からその話が出るタイミングと、分別の変更が重なりました。9月定例会の日程は富谷市議会9月定例会は7日開会にまとめています。

この記事を共有する