富谷市が市になったのは2016年10月10日です。2026年10月10日で10年になります。市は記念式典を開き、一般参加者を募集しています。応募期限は9月11日(金)です。
記念式典の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 式典の部 | 令和8年10月10日(土)午後2時開式 富谷武道館(富谷市一ノ関臑合山6-8) |
| 祝賀会の部 | 同日 午後4時閉式 富谷スポーツセンター(富谷市一ノ関臑合山6-8) 飲み物(アルコール、ジュース等)の提供あり |
| 定員 | 200名程度(申込多数の場合は抽選) |
| 参加費 | 無料 |
| 応募期間 | 令和8年8月17日(月)〜9月11日(金) |
| 申込方法 | みやぎ電子サービスの入力フォーム、メール、窓口、郵送。1人あたり4名まで |
| 問い合わせ | 企画政策課 022-358-0517 |
式典と祝賀会は同じ住所の隣り合う施設で行われます。1人で4名分まで申し込めるため、家族での参加を想定した設計です。定員200名程度に対して抽選になる可能性があるとされています。
10年前、何が起きたか
市の記録では、富谷市は2016年(平成28年)10月10日に宮城県内14番目の市として新たなスタートを切りました。
総務省が平成28年8月24日に出した報道資料には、施行時の数字が載っています。人口51,592人、世帯数17,488、面積49.18平方キロメートル。黒川郡富谷町が富谷市になる、という届出です。
市になるまでの手順は4年以上かかっています。市が公表している日程を並べます。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2012年 | 市制移行キックオフ宣言 |
| 2016年2月 | 町議会で市制施行関連議案を可決 |
| 2016年3月22日 | 知事に申請書を提出 |
| 2016年6月 | 宮城県議会で議案を可決 |
| 2016年8月25日 | 総務大臣告示(官報掲載) |
| 2016年10月7日 | 富谷町閉庁式 |
| 2016年10月10日 | 市制施行 |
| 2016年10月11日 | 市役所開庁 |
宣言から施行まで4年半です。町議会と県議会の両方の議決を経て、知事に申請し、最後に総務大臣が告示する。市になるのは自分たちだけで決められることではありません。
市になる条件は3つある
「人口5万人で市になれる」とよく言われますが、市の説明では地方自治法が定める要件は3つあります。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 5万人以上であること。国勢調査で集計された人口が使われる |
| 中心市街地 | 中心の市街地を形成している区域内にある戸数が、全戸数の6割以上 |
| 都市的業態 | 商工業その他の都市的業態に従事する者およびその者と同一世帯に属する者の数が、全人口の6割以上 |
2つ目と3つ目が見落とされがちです。人が5万人住んでいても、その多くが農林水産業で暮らし、家が広く散らばっていれば、市の要件は満たしません。市とは人数ではなく「都市の形」を問う制度だということになります。
富谷町の場合、市は当時こう説明していました。人口は平成17年の国勢調査で41,593人、平成22年で47,042人、住民基本台帳では51,899人(平成27年1月末)。都市的業態については、平成22年の国勢調査で98%が第一次産業以外だったため、要件は満たしていると考えられるとしています。
富谷は仙台のベッドタウンとして住宅地が開かれ、住民の多くが市外へ通勤する構造です。別記事で扱ったとおり、働く人・学ぶ人の6割が市外へ出ています。皮肉な言い方をすれば、市外で働く人が多いことが、市になる条件を満たす助けになったことになります。
宮城県の条例による要件もあり、市は該当する施設として富谷高等学校、公民館6館、上水道事業、下水道事業、町民バスの運行などを挙げていました。高校がある、上下水道がある、バスが走っている。市であるとはそういうことの積み上げだと分かります。
申し込むなら
式典の申し込みは市の募集ページ(2026年7月28日更新)から、みやぎ電子サービスの入力フォームで行えます。メール、窓口、郵送でも受け付けています。問い合わせは企画政策課(022-358-0517、kikakuseisaku@tomiya-city.miyagi.jp)です。